鶴音(読み)たずがね

精選版 日本国語大辞典 「鶴音」の意味・読み・例文・類語

たず‐が‐ねたづ‥【鶴音】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (つる)の鳴く声。
    1. [初出の実例]「天飛ぶ 鳥も使そ 多豆賀泥(タヅガネ)の 聞こえむ時は 我が名問はさね」(出典古事記(712)下・歌謡)
  3. たず(鶴)
    1. [初出の実例]「葦辺には鶴之哭(たづがね)鳴きてみなと風寒く吹くらむ津乎(つを)の崎はも」(出典:万葉集(8C後)三・三五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鶴音」の読み・字形・画数・意味

【鶴音】かくおん

鶴の声。

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