鷲別岬(読み)わしべつみさき

日本歴史地名大系 「鷲別岬」の解説

鷲別岬
わしべつみさき

室蘭市と登別市の境界にある岬。室蘭市域の絵鞆えとも半島の丘陵が東に断続して終わる地点にあたる。太平洋に突き出した岬の東側が登別市、西側が室蘭市で、基部近くを国道三六号が北東から南西に走る。岬の先端近くの最高地点は標高一〇七・一メートルで、東部と南部が海食崖となって三角形をなしている。北斜面の鷲別神社は明治三三年(一九〇〇)の創立で、南側の標高四〇メートルの緩やかな斜面からは縄文時代の中期から晩期の遺跡が発見されている(登別町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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