鷹詞(読み)タカコトバ

デジタル大辞泉 「鷹詞」の意味・読み・例文・類語

たか‐ことば【×詞】

タカを使う人が用いる特殊な言葉近世に、公家武家の間で流行した。タカが身振いすることを「たぶるい」という類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鷹詞」の意味・読み・例文・類語

たか‐ことば【鷹詞】

〘名〙 鷹を使う人の用いる特殊な用語広義には職業用語としての鷹詞と山神に対する山言葉とを含む。基本的用語は近世以前に成立し、公家や武家の間に流行して普通語化。その範囲は鷹の種類や身体各部の名称から鷹狩の鷹の行動にまで及ぶが、流派によって差がある。
※禰津松鴎軒記(室町末か)「たか言葉にいはく、のけば打」

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