麟徳暦(読み)りんとくれき

世界大百科事典(旧版)内の麟徳暦の言及

【暦】より

…697年,文武天皇1年8月からは儀鳳暦が専用された。儀鳳暦は唐で施行された暦法で麟徳(りんとく)暦といわれるもので定朔を採用していた。元嘉暦は平朔を使用しており章法に基づく暦法であった。…

【李淳風】より

…《晋書》と《隋書》の天文志と律暦志を編み,また《算経十書》の注釈を行った。高宗のとき,日本では儀鳳暦として知られる麟徳暦を編んだ。彗星の尾は常に太陽と反対側にくる事実を発見し,天文気象現象の記録を整理したが,また《乙巳占》を著した。…

※「麟徳暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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