麻布不動院門前(読み)あざぶふどういんもんぜん

日本歴史地名大系 「麻布不動院門前」の解説

麻布不動院門前
あざぶふどういんもんぜん

[現在地名]港区六本木ろつぽんぎ三丁目

麻布市兵衛あざぶいちべえ町の南西にある門前町屋。東は西丸徒目付組頭堀越邸・勘定奉行支配普請役石原邸など、西は不動院境内、南は使番高城邸、北は書院番頭組屋敷。不動院は麹町平川ひらかわ(現千代田区)付近から替地を命ぜられ、麻布台あざぶだい(のちの麻布市兵衛町)内に万治元年(一六五八。万治二年説あり)に移転、享保六年(一七二一)境内一千五〇〇坪余のうちで門前町屋を許可され、延享二年(一七四五)町方支配になった。間数総小間田舎間で三〇間、不動院の門の南方は南北表・裏とも田舎間二二間半、北方で表・裏幅とも田舎間七間半(門幅を除く)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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