麻野弥蔵(読み)あさの やぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「麻野弥蔵」の解説

麻野弥蔵 あさの-やぞう

?-1623 江戸時代前期の鼓奏者。
山岡宗無の子。家業酒造業をつぎ,和泉(いずみ)(大阪府)堺にすむ。鼓の名手として知られ,禁裏仙洞御所などにまねかれ演奏した。元和(げんな)5年沢庵宗彭(そうほう)がその技を賞し,讃偈(さんげ)と一文をおくった。元和9年1月24日死去。名は秀永。通称は住吉屋総右衛門。号は蔵之坊。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android