黄斑変性(読み)オウハンヘンセイ

デジタル大辞泉 「黄斑変性」の意味・読み・例文・類語

おうはん‐へんせい〔ワウハン‐〕【黄斑変性】

網膜黄斑に異常が生じ、視力が低下する疾患加齢に伴う加齢黄斑変性症や、ぶどう膜炎などに続いて生じる続発性黄斑症がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の黄斑変性の言及

【中心性網膜炎】より

…現在最も有効な治療は光凝固(ひかりぎようこ)であり,蛍光漏出部を凝固・瘢痕(はんこん)化させることで罹病期間の短縮,再発防止が可能である。上記のものがこの病気の定型で,日本では〈増田型〉とも呼ばれるものであるが,類型として,20代の女子に発症し脈絡膜に新生血管ができる滲出性中心性網膜炎exudative central retinopathy,老人性または遺伝性黄斑変性macular degenerationの一時期などがあるが,いずれも視力障害が強く,予後不良である。【小林 義治】。…

※「黄斑変性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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