黄金の膚(読み)オウゴンノハダエ

デジタル大辞泉 「黄金の膚」の意味・読み・例文・類語

おうごん‐の‐はだえ〔ワウゴン‐はだへ〕【黄金の膚】

仏の三十二相の一。仏の身体黄金色の肌。
極楽に往生した人の肌。

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精選版 日本国語大辞典 「黄金の膚」の意味・読み・例文・類語

おうごん【黄金】 の 膚(はだえ)

① (仏の三十二相の第十四に身金色相(しんこんじきそう)があるところから) 仏の身体の黄金色の肌。転じて、ありがたい肌。
浮世草子好色一代男(1682)七「ああ有難き太夫さまの黄金(ワウゴン)はだへと、うかうかとさすって」
② 極楽に往生した人の肌。
童子教(13C後‐14C初か)「聚砂為塔人、早研黄金膚、折花供仏輩、速結蓮台

こがね【黄金】 の 膚(はだえ)

① (仏の三十二相の一つ。身金色相(しんこんじきそう)から) 仏のこがね色の肌。また、仏のこと。おうごんのはだえ。
※俳諧・類船集(1676)波「黄金の肌(ハタヘ)とは仏菩薩也」
② 極楽往生した人の肌。おうごんのはだえ。

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