黄鯝魚(読み)ワタカ

デジタル大辞泉 「黄鯝魚」の意味・読み・例文・類語

わた‐か【黄魚/腸香】

コイ科淡水魚全長約30センチ。体は側扁し、背部が淡黒褐色ほか銀白色琵琶湖特産であるが、移殖されて関東以南にみられる。食用。うまうお。わたこ。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「黄鯝魚」の意味・読み・例文・類語

わた‐か【黄&JISFC72;魚・腸香】

  1. 〘 名詞 〙 コイ目コイ科の淡水魚。全長およそ三〇センチメートルに達する。頭が小さく、背は急に高まる。側線は体側中央付近でくぼむ。背方は青褐色、腹方は銀白色。琵琶湖・淀川水系の特産であるが移殖もされている。食用。幼魚を「せむし」「ごうない」とも。わたうお。《 季語・春 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕

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