黄龍宗(読み)おうりゅうしゅう

精選版 日本国語大辞典 「黄龍宗」の意味・読み・例文・類語

おうりゅう‐しゅう ワウリュウ‥【黄龍宗】

〘名〙 禅宗五家七宗の一つ臨済宗の第七祖である石霜慈明の弟子に当たる黄龍慧南が祖。宋の景祐三年(一〇三六)隆興府黄龍山に住んで宗風をひろめたことから、この宗の名がある。その後二〇〇年ほどして絶えたが、日本には栄西によりもたらされた。黄龍。黄龍派

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