黏臍(読み)デンセイ

デジタル大辞泉 「黏臍」の意味・読み・例文・類語

でん‐せい【××臍】

もち米みじん粉で作って油で揚げた、へその形の唐菓子朝廷節会せちえなどに用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「黏臍」の意味・読み・例文・類語

でん‐せい【黏臍】

〘名〙 唐菓子の一つ。もち米のみじん粉で作り、油で揚げた、臍の形の餠菓子。朝廷の節会などに用いた。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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