黒ぽい・玄ぽい(読み)くろっぽい

精選版 日本国語大辞典 「黒ぽい・玄ぽい」の意味・読み・例文・類語

くろっ‐ぽ・い【黒ぽい・玄ぽい】

〘形口〙 (「ぽい」は接尾語)
黒みがかっている。黒みを帯びている。
三四郎(1908)〈夏目漱石〉一〇「其標札は木理(もくめ)の込んだ黒(クロ)っぽい板に」
玄人(くろうと)らしい。玄人じみている。
歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)序幕「『おめへは門に待っていねへ。わたしが先へ仕かけるから』『ヱヱ、黒っぽくなって来たな』」
くろっぽ‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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