黒川金山衆(読み)くろかわかなやましゅう

世界大百科事典(旧版)内の黒川金山衆の言及

【金山衆】より

…戦国時代から江戸時代の初めにかけて,それぞれの掘り場を持ちながら採金業をしていた山師の集団で,在地武士団でもあった。とくに戦国大名甲斐武田氏の支配下にあった黒川金山衆,中山金山十人衆,富士金山二十二人衆,信州金山衆等が有名である。このうち黒川金山からの採金にあたっていた黒川金山衆は,保科,田辺,蘆沢,古屋,中村,田草川,池田,保坂,依田等の各氏よりなり,山梨郡栗原筋に住んでおり,地縁的,血縁的なつながりが強かった。…

※「黒川金山衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android