黒田長野古墳群(読み)くろだながのこふんぐん

日本歴史地名大系 「黒田長野古墳群」の解説

黒田長野古墳群
くろだながのこふんぐん

[現在地名]木之本町黒田

田上たがみ山の山腹に位置する古墳群。昭和五三年(一九七八)に発掘調査が実施され五世紀前半の方墳二基(四号墳・五号墳)、六世紀後半の円墳一基(二号墳)が明らかとなった。二号墳は直径八メートル、内部主体は右方袖の横穴式石室である。四号墳は南北二八・八五メートル、東西不明。五号墳は南北二四メートル、東西約二三・五メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android