黒金(読み)こっきん

精選版 日本国語大辞典 「黒金」の意味・読み・例文・類語

こっ‐きん コク‥【黒金】

〘名〙
石炭異称
② 鉄の異称。
連環記(1940)〈幸田露伴〉「照は謂に其の有ってゐた黒金(コクキン)水瓶に詩を添へて贈った」 〔説文‐金部〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の黒金の言及

【ニエロ】より

…銀,鉛,銅,イオウ,硼砂を溶融した黒色合金。ラテン語のnigellus(黒い)に由来し,黒金と訳されることもある。小型の金属製品とくに銀製品において,ビュラン(彫刻用のみの一種)の彫溝にその合金粉を塡(つ)め加熱固着させ,画像をはっきりと見せるために使う。…

※「黒金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android