鼎を扛ぐ(読み)カナエヲアグ

デジタル大辞泉 「鼎を扛ぐ」の意味・読み・例文・類語

かなえ・ぐ

《「史記項羽本紀から》重い鼎を持ち上げる。腕力の強いことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼎を扛ぐ」の意味・読み・例文・類語

かなえ【鼎】 を 扛(あ)

重い鼎を持ち上げる。力の強いことのたとえ。
書紀(720)景行二年三月(北野本訓)「身(み)の長(たかさ)一丈(ひとつえ)、力(みちから)(よ)く扛鼎(カナエヲアケ)たまふ」 〔史記‐項羽本紀〕

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