鼠鼬(読み)ねずみごっこいたちごっこ

精選版 日本国語大辞典 「鼠鼬」の意味・読み・例文・類語

ねずみごっこ‐いたちごっこ【鼠鼬】

〘名〙 (「ねずみこっこいたちこっこ」とも) 子ども遊戯一つ二人が向き合って、「ねずみごっこ、いたちごっこ」と唱えながら、一人相手手の甲をつまむと、今度はそのつまんでいる手の甲を相手がもう一方の手でつまみ返すという交互動作を繰り返す遊び。また、その遊びのように、力量の等しい二人が優劣を競い合って決着がつかないことや、終わることのないむだな繰り返し、果てのないさまなどにたとえる。いたちごっこ。ねずみごっこ。〔譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android