デジタル大辞泉
「鼻を突く」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はな【鼻】 を 突(つ)く
①
主君の
勘気をうける。勘当される。また、しくじる。衝突する。たてつく。突鼻
(とつび)。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「御ともにつかうまつりたりし人々は、みなはなつきはなたれぬ」
※くれの廿八日(1898)〈
内田魯庵〉六「肉と酒との臭が
一度にプウンと鼻を衝
(ツ)いた」
※
当世書生気質(1885‐86)〈
坪内逍遙〉一「若し此数万の書生輩が、皆大
学者となりたらんには、広くもあらぬ
日本国(おほみくに)は、学者で鼻
(ハナ)をつくなるべく」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報