龍の都(読み)たつのみやこ

精選版 日本国語大辞典 「龍の都」の意味・読み・例文・類語

たつ【龍】 の 都(みやこ)

[一] 深海の底にあるといわれる龍宮界の首都龍宮城のある都。
※大観本謡曲・合浦(1433頃)「わたづみの、そこともいさや白波の、龍の都を出づるなり」
[二] 神奈川県江の島の異称。江島弁財天の縁起に波の中から龍女音楽が聞こえ、孤島海上に出現したとあるのによる。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)五「むらさきて龍の都へはいる也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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