龍象(読み)りゅうぞう

精選版 日本国語大辞典 「龍象」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ぞう ‥ザウ【龍象】

〘名〙 仏語
高徳のすぐれた人物を龍と象にたとえたことば。多く聖者・高僧の意に用い、また、僧の敬称としても用いる。りょうぞう。
性霊集‐六(835頃)右将軍於華山宅設左僕射大祥斎願文「延之龍象、衍之涌泉」 〔臨済録
② 象のこと。〔普曜経‐五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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