龍骨(読み)りゅうこつ

精選版 日本国語大辞典 「龍骨」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐こつ【龍骨】

〘名〙
古生物の骨の化石古くは薬として用いた。
法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)「聖僧分捌種 〈略〉五色龍骨八十七両」 〔史記‐河梁書〕
船底の中心を船首から船尾へ通した材で、船体構成の基礎となるもの。まぎりがわら。キール。〔和漢船用集(1766)〕
③ 「りゅうこつしゃ(龍骨車)」の略。〔揚雄‐答劉歆書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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