1株あたり利益(読み)ひとかぶあたりりえき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「1株あたり利益」の意味・わかりやすい解説

1株あたり利益
ひとかぶあたりりえき

税引後純利益を発行済株式総数で除した比率で,1株あたり純益率とも呼ばれる。資本金純利益率と非常に類似的な比率で,配当可能性を判定するのに有効である。株式配当は1株あたり何円という単位で示されるので,1株あたり利益と比較することによって増配増資の可能性を検討するにも有効であり,投資家株式を売買する際の指標として役立つ比率である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android