100BASE-TX(読み)ひゃくべーすてぃーえっくす

ASCII.jpデジタル用語辞典 「100BASE-TX」の解説

100BASE-TX

IEEE802.3uで標準化されている100MbpsのEthernet規格。10BASE-Tと同じ心線2対のUTPケーブルを使う。10BASE-Tの後継として、1990年代後半から急速に普及した。10BASE-Tではクロック周波数20MHzで10Mbpsを実現していたが、100BASE-TXではクロック周波数を125MHzに上げ、クロックあたりのビット数(125Mbps)を4/5にして100Mbpsの回線速度を実現している。伝送速度を高速化するため、10BASE-Tで利用可能な「カテゴリ3」よりも品質が高い「カテゴリ5」と呼ばれるUTPケーブルが使われる。IEEE802.3uでは、光ファイバーケーブルを使って100Mbpsの回線速度を実現する100BASE-FXも規定されている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android