人材マネジメント用語集 「360度評価」の解説
360度評価
・360度評価の導入の目的としては、複数の評価者が評価することで客観性・公平性を実現することである。
・しかし、評価者が部下で、被評価者が上司である場合には上司が部下へ媚びたり、同僚同士であれば談合が行われたりするリスクもある。
・また、評価者が評価者しての教育を受けていない場合(下位者など)は適切な評価になりにくいケースもある。
・そのため、360度評価を導入している企業では、評価の結果を報酬に反映させるのではなく、管理職に対する部下育成への活用という視点で、結果を本人にフィードバックするに留めるケースも多い。
・360度評価以外には、部下を除き、上司や同僚を入れた180度評価などもある。
出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報