4-ジメチルアミノピリジン(読み)ジメチルアミノピリジン

化学辞典 第2版 の解説

4-ジメチルアミノピリジン
ジメチルアミノピリジン
4-(dimethylamino)pyridine

N,N-dimethyl-4-pyridinamine.C7H10N2(122.17).略号DMAP.4-アミノピリジンとメタノールを,塩化アルミニウムの存在下で300~350 ℃ に加熱してつくる.融点112~113 ℃.水,エタノール,ベンゼン,クロロホルムに易溶,エーテルに可溶.アルシル化やアルキル化触媒に用いられる.酸無水物を用いた第三級アルコールのアシル化などで顕著な効果がみられる.[CAS 1122-58-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android