8月10日事件(読み)はちがつとうかじけん

旺文社世界史事典 三訂版 「8月10日事件」の解説

8月10日事件
はちがつとうかじけん

フランス革命中の1792年8月10日,パリに起こり,王権停止を招いた事件
プロイセン軍の侵入を前に,宮廷のオーストリア内通行為に対して,蜂起したパリ民衆・義勇兵テュイルリー宮殿を襲撃し,ルイ16世と王妃マリ=アントワネットを捕らえて幽閉した。立法議会は王権の停止を宣言して解散国民公会が召集され,共和政(第一共和政)を宣言した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android