B.V. シュミット(英語表記)Bernhard Voldemar Schmidt

20世紀西洋人名事典 「B.V. シュミット」の解説

B.V. シュミット
Bernhard Voldemar Schmidt


1879.3.30 - 1935.12.1
ドイツ光学器械技術者。
ナイッサール島(エストニア)生まれ。
イェーテボルイ工科大学で光学を学び、ミットヴァイダの大学に進み、1904年卒業し、同地に小工場を設け反射望遠鏡を作る。’05年ポツダム天体物理天文台の反射望遠鏡を作り、’26年ハンブルク・ベルゲドルフ天文台に入り、コマ収差のない光学系シュミットカメラを発明する。シュミットの光学系は世界中の天文台や実験室で広く用いられている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android