C. バヤル(英語表記)Celal Bayar

20世紀西洋人名事典 「C. バヤル」の解説

C. バヤル
Celal Bayar


1883 - 1986
トルコの政治家。
元・トルコ大統領
西部アナトリアのゲムリキ生まれ。
ブルサ農業銀行で働きながらフランス学校で学んだ。「統一と進歩委員会」に加入し、1918年以降第二次立憲体制下でアイドゥン支部長となる。ケマルアタチュルク民族解放運動に参加し、第1回大国民議会選出議員となり、’24年興業銀行頭取。’32年国民経済相、’37〜38年首相、’46年民主党を結成し総裁となる。’50〜60年初の文官出身の大統領を務める。’60年軍事クーデターにより失脚、逮捕され死刑判決、後に無期懲役に減刑され、’64年釈放、’69年公民権回復。主著回顧録「私もかいた」(’69年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android