CEATEC JAPAN(読み)しーてっくじゃぱん

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

CEATEC JAPAN
しーてっくじゃぱん

毎年10月に千葉市の幕張(まくはり)メッセで行われる日本最大のIT・家電関連の展示・商談会。CEATECはCombined Exhibition of Advanced Technologiesの略である。1月にアメリカのラス・ベガスで行われるCES(セス)(コンシューマー・エレクトロニクス・ショーConsumer Electronics Show)、9月にドイツのベルリンで行われるIFA(Internationale Funkausstellung)と同様、エレクトロニクス系の総合的な展示会として知られる。業界団体の統合に伴い、2000年(平成12)に家電の「エレクトロニクスショー」、通信機の「COM JAPAN」がまとまって発足した。しかし、日本のエレクトロニクス・通信関連産業の低迷とともに出展企業の減少が続き、2013年には日立製作所、2014年にはソニーが相次いで撤退するなどし、存在感は低下している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android