D-Range Optimizer(読み)てい⊆れんしおふていまいさあ,でぃーれんじおぷてぃまいざー

カメラマン写真用語辞典 の解説

D-Range Optimizer

 ソニー “α” デジタル一眼レフカメラに搭載されている画像補正機能。D-レンジオプティマイザーとも、Dレンジオプティマイザーとも、あるいは省略してDROとも書く。逆光で人の顔が暗くなったり、明暗の激しいシーンで白とび黒つぶれが発生してしまうのを防いで、誰でもきれいな写真を写せるように、と考え出された機能。  基本的には、撮影シーンを判別し、画面全体の階調を補正したり、あるいは画面の特定領域の階調を補正する技術を集大成したコンセプトを指す。  D-レンジオプティマイザーには2種類ないし3種類のモードがあり、機種によって異なる。撮影シーン判別と画面全体の階調補正を組み合わせる 「スタンダード」 と、より高度な補正ができる 「アドバンス」 はα200 にはじまるエントリーモデルにも搭載された。  いっぽう、シーン判別に画面全体の階調補正、さらに領域別の階調補正を行う 「アドバンスオート」 はα700 以降の上級モデルに搭載された。

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