F-X(読み)えふえっくす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「F-X」の意味・わかりやすい解説

F-X
えふえっくす

航空自衛隊の次期主力戦闘機Fighter Experimentalの略称。F-86Fの後継機としてF-104やF-4EJ、またF-15Jが導入される際にこの事業名が用いられた。2022年(令和4)12月、日本、イギリス、イタリア3国が共同で次期戦闘機を開発することと意思決定されたが、その事業名はこれまでのF-Xからグローバル戦闘航空プログラムGlobal Combat Air Program(GCAP)として公表され、2035年までの開発完了を目ざすこととなった。

[永岩俊道 2023年5月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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