FAIセクター (読み)FAI sector 

パラグライダー用語辞典 「FAIセクター 」の解説

FAIセクター 

空を競技コースとするパラグライダーのレースは、飛行コースを設定する場合、地上の目標物を使う。その目標物とは建物や吹流し或いは自然の地形であったり様々である。そして、その目標地点まではたして選手が到達しているかどうか?を判断する必要があり、実際にその地点に到達している証として上空からの写真撮影やGPSを利用した軌跡をとる。その写真撮影やGPSの軌跡ポイントが目標地点通過と判断するための、基準のひとつをFAIセクターという。 具体的には、パイロンのある明確な点への進入方向と離脱方向との延長線の2等分線を中心として左右に45度に開いた扇状でパイロンのその点を中心に半径1Kmの範囲を選手は通過或いは写真撮影しなければならない。この範囲は丁度、シリンダーのような空間であることからFAIシリンダーセクターともいう。

出典 パラグライダー用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android