Kマート(読み)ケーマート(英語表記)Kmart

翻訳|Kmart

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「Kマート」の意味・わかりやすい解説

Kマート
ケーマート
Kmart

アメリカ合衆国の大手総合小売企業。1899年,S.S.クレスギが共同経営していたミシガン州デトロイトの雑貨店のオーナーとなり,1907年までに S.S.クレスギ S.S.Kresge Co.を設立。1962年,Kマート 1号店をデトロイト郊外に開いてディスカウント・ストア進出以来耐久消費財ばかりでなく,衣料品,スポーツ用品,木材,建築資材,薬品,食料品など幅広い商品を扱い,急速に売り上げを伸ばした。1977年社名を Kマートに変更。オーストラリアカナダなど海外にも進出し,2000年には店舗数は 2200に達した。しかし競合するウォルマート・ストアーズや他のディスカウント・ストアに押され,2002年,連邦破産法 11条の適用を申請して事実上倒産した。その後 Kマートホールディングスとして再建し,2005年にシアーズ・ローバックと合併,シアーズホールディングスを設立した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android