…特に側頭葉内側部の海馬では,入力部に加えられた一過性の高頻度刺激によりその後に生じるシナプス電位の大きさが増大し,これが長期間(数時間から数日)にわたって持続する現象が観察されている。これは長期増強long-term potentiation(LTP)と呼ばれ,シナプスにおける情報伝達効率の長期にわたる増加と考えられている。海馬が記憶形成に関係する部位であることから,シナプス電位の長期増強は記憶のしくみを神経細胞のレベルで理解できる可能性のある現象として幅広く研究されている。…
※「LTP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新