MIM(読み)えむあいえむえきしょう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「MIM」の解説

MIM

セイコーエプソンが開発した液晶ディスプレイ方式(アクティブマトリクス方式)の1つ。製造工程がTFT液晶より単純なためコストが抑えられ、アクティブマトリクス方式のためDSTN液晶よりも美しい発色が得られるのが特徴。しかしながら、最近はDSTN液晶の発色精度の向上や、大量生産の効果によりTFT液晶が安価になりつつあることなどから、コンピューター用の表示デバイスとして採用されることは少なくなっている。ただし、比較的小型(5-10インチ程度)のデバイスは、多くの分野(ビデオカメラのファインダ、パチンコ機の表示部、小型液晶TV、カーナビゲーション表示部)で見ることができる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android