ASCII.jpデジタル用語辞典 「PC-9800シリーズ」の解説 PC-9800シリーズ 1982年から1990年代中頃まで、日本のパソコン業界で圧倒的なシェアを持っていたNECのパソコンのシリーズ名。x86ファミリまたはその互換CPUを搭載し、OSにMS-DOSやWindowsを採用していたが、日本語表示用の漢字ROMやCバスなどを搭載しており、PC/AT互換機との互換性はない。PC/AT互換機で日本語を扱えるDOS/VやWindowsなどのOSが登場してから、急速にシェアを落としたため、PCIバスやATAなどの標準規格を積極的に取り入れるようになったが、シェアを回復するにはいたらず、事実上のPC/AT互換機であるPC98-NXシリーズに主役の座を譲った。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報