Rh+(読み)あーるえっちぷらす

世界大百科事典(旧版)内のRh+の言及

【血液型】より

…これら五つの抗原をしらべると型の種類は18型以上にもなり,遺伝学上きわめて有力な情報を提供してくれるが,輸血など臨床医学上の目的でRh血液型をしらべる場合には,まずD抗原だけを対象とするのが通例である(その理由については後述の〈血液型と輸血〉参照)。D抗原をしらべることによって,Rh+(陽性,D+型)とRh-(陰性,D-型)の2型を区別することができる。Rh+,Rh-の出現頻度は人種や民族によって異なり,白人の間ではRh-が15~20%,黒人では3~10%もあるのに,日本人では平均して0.5%(約200人に1人)ぐらいしかない(ただし沖縄では約1%と多い)。…

※「Rh+」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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