S.T. ニラーラー(英語表記)Sūrykānt Tripāthī Nirālā

20世紀西洋人名事典 「S.T. ニラーラー」の解説

S.T. ニラーラー
Sūrykānt Tripāthī Nirālā


1897 - 1961
インド詩人
メドニープル生まれ。
独学ヒンディー語を学び、ベーダーンタ哲学、ラーマクリシュナ・ミションの思想関心を寄せる。また、同時代のベンガル文学からも多大な影響を得て、詩の韻律からの解放などを主張するなど、第一次世界大戦後のロマンチシズム文学運動の唱道者となった。主な作品に詩集芳香」(1929年)、「歌唱」(’36年)、「薬指」(’38年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android