デジタル大辞泉 「SaaS」の意味・読み・例文・類語
サース【SaaS】[software as a service]
[補説]ASPが提供するサービスとほぼ同じだが、これらがソフトウエアの機能のみを提供するという点で異なる。2006年頃から、コンピューターシステム全体をインターネット経由で利用する、より包括的な概念を表す言葉としてクラウドコンピューティングという名称が使われるようになり、その後、SaaSを発展させたサービス形態としてプラットホーム一式を提供する
(横田一輝 ICTディレクター/2019年)
(斎藤幾郎 ライター / 2008年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
ユーザーが必要な機能や時間(期間)を選んで使うことができるソフトウェア、あるいはそれらを提供するサービスやシステムの総称。Software as a Serviceの略。インターネットを利用して提供されるクラウドコンピューティングの一つで、サービス型ソフトウェアともいう。
パソコンにソフトウェアをダウンロードして使うものと、サーバー側で動作しているソフトウェアをそのままオンラインで利用するものとがある。パッケージとして提供される従来型のアプリケーションは、高機能・多機能化によって利用しない機能までも含まれていて、必要な部分だけを切り分けるのはむずかしい。また、インストールやバージョンアップなどの管理作業が必要となる。それに対してSaaSでは、ユーザーが必要とする機能のみをネットワーク経由で提供できるため、利便性や効率化を高めることができる。
ASP(Application Service Provider)と実質的には同義であるため、ASP・SaaSと併記されることもある。また、同様のサービスでネットワークやデータセンターなどのインフラを提供するIaaS(イアース)(Infrastructure as a Service)、アプリケーションを利用するためのプラットフォームを提供するPaaS(パース)(Platform as a Service)がある。
[編集部]
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新