WAON(読み)ワオン

IT用語がわかる辞典 「WAON」の解説

ワオン【WAON】

イオン株式会社が運営するプリペイド型電子マネーサービス。ソニーFeliCa(フェリカ)技術を採用した非接触型ICカードまたはおサイフケータイによって利用する。平成19年(2007)4月サービス開始。加盟店の店頭などに設置された端末イオン銀行ATM、携帯電話、インターネットなどでチャージ(入金)し、支払い時に店頭の端末にカードや携帯電話をかざすとチャージした金額から代金分が引かれる。◇「WAON」は「和音」に由来する語で、イオン株式会社の登録商標

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

知恵蔵mini 「WAON」の解説

WAON

イオンリテール株式会社が発行する電子マネー。前払い式で、ICカードタイプと携帯電話用のアプリタイプがある。300円(税込み)の発行手数料だけで入手でき、イオンの店舗やWAON加盟店、インターネットショップなどで利用できる。200円(税込み)の利用ごとに1WAONポイント(1円相当)が加算される。端末機は競合する複数の電子マネーにも対応しており、2014年4月現在、約17万5000カ所に設置されている。07年4月のサービス開始以来、ファミリーマートビックカメラなど業種業態を問わず加盟店を増やし、さらに対象年齢を55歳以上に限定した「G.G.WAON」、地域限定カード、クレジットカード一体型WAONなど、発行形態も多様化。毎月約50万枚のペースで増え、累計発行枚数は14年4月末時点で4000万枚超となっている。

(2014-5-20)

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