WWW拡張言語

ASCII.jpデジタル用語辞典 「WWW拡張言語」の解説

WWW拡張言語

WWWサーバーからWWWクライアントに対してプログラムコードを送り、これをクライアント側で実行できるようにした言語処理系。WWWでは、キーボードやマウスでの操作などクライアント側での操作を逐一サーバーに通知し、次の処理をサーバー側で行なってもらう(次にブラウザーに表示する画面をサーバーに作成してもらう)というインタラクティブな操作が基本である。しかしこの方法では、通信回線のバンド幅が小さいとレスポンスが悪く、またいちいちサーバーの処理を伴うので、サーバーへの負荷が大きくなりやすいという欠点がある。こうした問題点を解決し、かつWWWに新しい可能性を持たせる技術として、サーバーからプログラムをクライアントに送り、クライアント側でこれを実行する拡張言語が考案された。代表的な拡張言語としては、SunJavaMicrosoftのVisual Basic Script、NetscapeのJava Scriptなどがある。これらがサポートされる環境では、サーバーからJava(C++ベースの言語体系を持つ)やVB Scriptのプログラムコードを受け取り、これをクライアント側で実行できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android