デジタル大辞泉
「AR」の意味・読み・例文・類語
エー‐アール【AR】[artificial reality]
エー‐アール【AR】[augmented reality]
エー‐アンド‐アール【A&R】[Artists and Repertory]
《Artists and Repertory》レコード会社所属の歌手および曲目を選定する、制作担当社員。日本では従来「ディレクター」と呼ばれていた。
エー‐アール【AR/A/R】[all risks]
《all risks》海上保険で、全危険担保。事故に対して最も広範囲に補償する保険。
エー‐アール【AR】[acknowledgment of receipt]
《acknowledgment of receipt》受取り通知。
エー‐アール【AR】[aircraft rocket]
《aircraft rocket》航空機搭載ロケット弾。
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知恵蔵
「AR」の解説
AR
Augmented Realityの略。ありのままに知覚される情報に、デジタル合成などによって作られた情報を付加し、人間の現実認識を強化する技術のこと。
最近ではスマートフォンなどの携帯デバイスにこの技術を応用しようという試みが始まっている。つまり、カメラなどを通して現実の映像を表示し、そこからGPSなどによって得られた位置情報と、マップとして保存されている飲食店やランドマークなどの情報を付加する、というものである。これを使うと、ユーザーは携帯電話を通して外界を眺めると、それだけでどこに何があるかを知ることができるようになる。iPhone、Android上で動作するセカイカメラなどがその代表。IPhoneのApp Store上ではARアプリがブームとなっており、各種のメーカーや個人プログラマーによって作られたARアプリが多数販売されるようになっている。
拡張現実の技術開発の歴史は、20世紀のうちから始まっており、特に軍事、航空、医療の分野での開発が先行していた。今までに実用化された機器の典型的な例としては、戦闘機パイロットが被るヘルメットのヘッドマウントディスプレイなどがあげられる。この場合、ヘルメットのバイザー部分に各種の情報が表示され、目標との距離や、目標がレーダーに捕らえられているかどうかなどの情報がパイロットに追加されて伝達される。その結果パイロットは現実を強化された形で認識し、敵機を正確に撃破することが可能になるのである。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
エーアール【AR】
視覚や聴覚などを通じて得られる知覚情報に、コンピューターを使って何らかの情報を重ね合わせ、人の知覚経験を豊かにする技術。また、その技術により作り出された環境。例えば、スマートフォンのカメラをある風景に向けると、画面上に示されたその映像に、映っているものに関する文字情報が重ねて示されるなど。◇「augmented reality」の頭文字から。「拡張現実」ともいう。
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
AR
拡張現実。コンピューターを利用して、現実の風景に情報を重ね合わせて表示する技術。たとえば、ヘッドマウントディスプレーを通して現実の風景を見る際に、建物の名称を表示したり、過去に存在した建物を再現表示するといった利用方法が検討されている。最近では、スマートフォン向けのサービスが登場しており、iPhoneでは「セカイカメラ」「Layar」といったアプリケーションが利用できる。これと対になる技術として仮想現実(Virtual Reality)がある。
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
AR
「拡張現実感(Augmented Reality)」の略です。カメラで撮影した現実の映像に文字や画像などの情報を重ねて表示する手法で、風景に合わせて道案内や商業施設の情報を表示するなど、見ている対象や現在の状況などの理解を助けたり、娯楽として楽しんだりする用途に使われます。
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
ar(アール)
株式会社主婦と生活社が発行する女性ヤングアダルト誌。最新のヘアーやコスメ情報を紹介。月刊。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
AR
aortic regurgitation,大動脈弁逆流,大動脈弁閉鎖不全症
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報
世界大百科事典(旧版)内のARの言及
【アリール】より
…芳香族炭化水素(アレーン)から環に結合した水素1原子を除いて得られる1価の芳香族炭化水素基の一般名(表)。飽和脂肪族炭化水素基の一般名[アルキル]と対をなす。[アリル]allylとの混同を避けるため,字訳では長音記号を入れてアリールとする。Arと略記する。元来は芳香族炭化水素から誘導された基を指すが,広い意味で置換基をもつものも含めた芳香族残基をアリールと呼ぶこともある。【竹内 敬人】…
【時系列分析】より
… 分析の最終目的が予測であれ制御であれ,当該する現象の時系列データの時点間の相互依存関係の構造や変動要因の把握が分析の前提となり,多様な時系列に共通に扱える問題も少なくない。最近では,ボックスG.E.P.BoxとジェンキンズG.M.Jenkinsによる後述のARIMAモデルのような汎用性の高いモデルや赤池弘次による情報量基準によるモデル選択の研究などがあり,別途に発達してきた経済時系列の分析手法とあいまって,今後の発展と手法の普及が期待される。 時系列分析の基本は,データを図示し,データ全体のなめらかな動きとその動きからのずれの成分に分けてみることである(図)。…
【アリール】より
…芳香族炭化水素(アレーン)から環に結合した水素1原子を除いて得られる1価の芳香族炭化水素基の一般名(表)。飽和脂肪族炭化水素基の一般名[アルキル]と対をなす。[アリル]allylとの混同を避けるため,字訳では長音記号を入れてアリールとする。Arと略記する。元来は芳香族炭化水素から誘導された基を指すが,広い意味で置換基をもつものも含めた芳香族残基をアリールと呼ぶこともある。【竹内 敬人】…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」