デジタル大辞泉 「pn接合」の意味・読み・例文・類語 ピーエヌ‐せつごう〔‐セツガフ〕【pn接合】 半導体のp型とn型とを接合した半導体素子。また、その相接する部分。整流作用を示し、ダイオードとして利用。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「pn接合」の意味・わかりやすい解説 pn接合【ピーエヌせつごう】 一つの半導体結晶が接合面を境に,一方がp形,他方がn形になっていることをいう。pn接合の両端に電極をつけたものをpn接合ダイオードといい,p側に正電圧,n側に負電圧をかけると,p領域の正孔と,n領域の電子とは互いに反対の領域に侵入し,p側からn側へ電流が流れる。これを順方向という。電圧のかけ方を逆にすると(逆方向),ほとんど電流が流れず,これにより二極管のように整流することができる。pnpまたはnpn接合を利用したのがトランジスター。→関連項目n型半導体|可変容量ダイオード|原子力電池|ダイオード|トンネルダイオード|発光ダイオード|半導体|p型半導体 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報