共同通信ニュース用語解説 「かんぽ生命保険」の解説
かんぽ生命保険
日本郵政傘下の生命保険会社。1916年に逓信省の簡易生命保険事業として始まった。2007年の郵政民営化で現在の社名となった。全国約2万の郵便局で保険を販売している。19年に不正販売が発覚し、総務省などはかんぽ生命と日本郵便に一時新規販売停止を命じた。23年3月期の保有契約件数は2098万件、保険料等収入は2兆2009億円。
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日本郵政傘下の生命保険会社。1916年に逓信省の簡易生命保険事業として始まった。2007年の郵政民営化で現在の社名となった。全国約2万の郵便局で保険を販売している。19年に不正販売が発覚し、総務省などはかんぽ生命と日本郵便に一時新規販売停止を命じた。23年3月期の保有契約件数は2098万件、保険料等収入は2兆2009億円。
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日本郵政グループの生命保険会社。正式名称は株式会社かんぽ生命保険。略称かんぽ生命。2005年(平成17)10月に成立した郵政民営化法(平成17年法律第97号)により、日本郵政公社が民営・分社化されることになり、2006年1月に民営化後の持株会社となる日本郵政株式会社が設立され、その子会社として同年9月に発足した。当初は民営化後に生命保険業を営む郵便保険会社の準備に関する事業を行い「株式会社かんぽ」という社名であったが、2007年10月1日民営化の際に改組され現名称に変更された。
かんぽ生命保険は、日本郵政公社から継承した生命保険事業等を行う。扱う商品は新規の各種保険商品であり、これらは政府保証はないが、他の生命保険会社と同様に保険契約者保護制度によって保護される。民営化以前の簡易生命保険契約については、引き続き政府保証が実施され、その管理は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が継承した。各種手続きの実務は、かんぽ生命保険を経由して郵便局株式会社に委託されるため、契約者は民営化後もこれまでと同様に郵便局の窓口で保険のサービスが受けられる。なお簡易保険加入者向けの保養施設「かんぽの宿」等は、かんぽ生命保険ではなく日本郵政株式会社が継承した。
2008年3月現在、資本金5000億円(日本郵政株式会社の100%出資)、経常収益7兆6868億円、従業員数5240、直営店80(統括支店13、支店67)。総資産は112兆5247億円で、生命保険会社としては日本最大。全株式は日本郵政が保有しているが、完全民営化までの移行期間中にすべて売却されることとなっている。
本社所在地は東京都千代田区大手町2-3-1。
[編集部]
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