インターバル規制(読み)いんたーばるきせい

知恵蔵mini 「インターバル規制」の解説

インターバル規制

長時間労働の抑制や過重労働防止のため、退社から次の出社までに一定の休息時間を保障する制度。「勤務間インターバル制度」とも呼ばれる。欧州連合(EU)加盟国では1993年より導入されており、日本でも2011年に三菱重工業株式会社が導入、15年にはKDDI株式会社が本格導入するなど、企業レベルで導入が進められてきた。こうした動きを受け、政府安倍晋三内閣が掲げる「働き方改革」の一環として、17年度から同制度の導入に取り組む中小企業助成金を支給する方針を固めている。

(2016-8-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android