ウィニフレッド・ホルトビー賞(英国王立文学協会)〔1983年〕「A Pale View of Hills(遠い山なみの光)」,ウィットブレッド文学賞〔1986年〕「浮世の画家」,ブッカー賞〔1989年〕「The Remains of The Day(日の名残り)」
経歴
海洋学者の父の英国立海洋研究所招致に伴い、5歳の時渡英。1979年頃から小説執筆を始め、’82年長編「A Pale View of Hills(遠い山なみの光)」で英国文壇にデビュー、同年の新鋭イギリス作家ベスト20に選ばれた。’83年英国籍を取得。’86年2作目「An Artist of The Floating World(浮世の画家)」で英国の文学賞“ウィットブレッド賞”を受賞。ともにヨーロッパの文学界で好評を博し、第1作が13ケ国、第2作が12ケ国で翻訳され、ペンギンのペーパーバックにもなっている。’89年「The Remains of The Day(日の名残り)」は英文学界で最高の名誉とされるブッカー賞を受賞し、国際的に高い評価を得る。またこの作品で英国の作家ベスト20に入った。2005年ジェームズ・アイボリー監督の映画「上海の伯爵夫人」の脚本を書き下ろした。2009年初の短編集「夜想曲集―音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」を出版。他の著書に「充たされざる者」(1995年)、「わたしたちが孤児だったころ」(2000年)、「わたしを離さないで」(2005年)、「忘れられた巨人」(2015年)など。「日の名残り」「わたしを離さないで」は映画化された。