コモンキャリア(英語表記)common carrier

翻訳|common carrier

デジタル大辞泉 「コモンキャリア」の意味・読み・例文・類語

コモン‐キャリア(common carrier)

電話データ通信サービスを包括的に提供する電気通信事業者日本ではNTTグループやKDDIソフトバンクがこれに相当する。通信キャリアキャリア

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コモンキャリア」の意味・わかりやすい解説

コモンキャリア
common carrier

自前で通信設備を所有する電気通信事業者。電気通信事業法で区分されていた旧第一種電気通信事業者(2004区分廃止)にあたる。以前は日本電信電話 NTTと国際電信電話 KDD(今日の KDDI。→ケイディディ)の 2社にかぎられていたが,1985年の電気通信の自由化後,日本テレコム(今日のソフトバンク〈→ソフトバンクグループ〉)などが新たに電気通信事業に参入した。そのほか電力会社や鉄道会社が出資する通信事業者,ケーブルテレビ事業者などがある。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「コモンキャリア」の解説

コモンキャリア

公衆電気通信サービスを提供する業者のこと。コモンキャリアには、公衆回線とその利用施設を持った第一種電気通信事業者と、第一種電気通信事業者からそれらの設備を借りてサービスを提供する第二種電気通信事業者に分けられる。代表的な企業には、NTTやKDDI、日本テレコムなどがある。

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