ダークウェブ

共同通信ニュース用語解説 「ダークウェブ」の解説

ダークウェブ

Tor(トーア)」などの匿名化ソフトを使わないと接続できないインターネット空間。人権活動家が国の迫害を逃れて情報交換する際に利用する一方、違法薬物や銃器の売買など犯罪の温床にもなっている。仮想通貨交換業者コインチェックから約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件では、一部がダークウェブのサイトを介し別の仮想通貨に交換されたとみられている。

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ダーク(闇)ウェブ

「Tor(トーア)」といった匿名化ソフトを使わないと接続できないインターネット空間。ダークウェブ上のサイトは検索が難しく、人権活動家が国の迫害から逃れるのに利用する一方、違法薬物や個人情報コンピューターウイルスの売買にも多く使われる。各国警察監視を強め、摘発されるサイトもあるが、次々と新たに開設され、犯罪の温床となっている。

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知恵蔵mini 「ダークウェブ」の解説

ダークウェブ

匿名化技術を用いることにより、実質的に追跡が不可能なウェブ上の情報。通常の検索結果には表示されない「ディープウェブ(深層ウェブ)」と呼ばれる情報の一つで、違法薬物や武器の取引など違法な目的で使用される。接続経路を秘匿化して発信元の特定を困難にするソフトウエア「Tor(トーア)」などの特殊なサービスを使わなければアクセスできない。犯罪の温床になっていることから、FBI(米国連邦捜査局)やユーロポール(欧州刑事警察機構)など各国の治安当局がダークウェブを利用した犯罪の摘発に動いている。

(2015-11-4)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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