テンプルバー(英語表記)Temple Bar

デジタル大辞泉 「テンプルバー」の意味・読み・例文・類語

テンプル‐バー(Temple Bar)

アイルランドの首都ダブリン中心部、リフィー川南岸の地区名。かつて修道院があったが、16世紀のヘンリー8世による修道院解散令で閉鎖され、英国人のテンプル家の土地になった。中世以来、ダブリンの中心地として栄え、18世紀末まで税関が置かれたが、19世紀以降、スラム化が進んだ。1991年から再開発が始まり、現在は若者が集まる芸術文化の発信地として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android