トーメン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トーメン」の意味・わかりやすい解説

トーメン

総合商社。1920年三井物産棉花部(→綿花)を継承して東洋棉花を設立,1930年代には日本の綿花輸入の 20%を占めた。第2次世界大戦後は繊維以外の各種製品の取り扱いを強化するとともに,1955年鐘淵商事,1956年本町土地建物,1961年太洋物産,1963年南海興業を合併して大手総合商社に発展した。1970年社名をトーメンに変更。2000年豊田通商資本業務提携ののち,2006年合併した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android